ICL手術は痛い?怖いと感じる人へ麻酔・当日の流れ・術後の注意点を解説

「目の中にレンズを入れるなんて痛そう」「手術中に動いてしまったらどうしよう」。ICLに興味があっても、こうした不安から、相談をためらう方もいるでしょう。

ICL手術は麻酔を使って行うため、痛みを抑えながら進められます。ただし、ただし、痛みがまったくない、何も感じないと約束できる治療ではありません。 まぶしさや押される感覚が気になる場合もあります。

大切なのは、怖さを我慢せず、どの場面が不安なのかを医師に伝えることです。この記事では、麻酔の違い、当日の流れ、術後に連絡すべき症状を整理し、痛みへの配慮を相談できる東京の5院も紹介します。

すでに手術を受け、強い痛みや急な見えにくさがある方へ

次の検診まで待たず、手術を受けた医療機関へすぐに連絡してください。この記事の一般的な経過だけで、様子を見てよいかを判断しないでください。

 

目次

ICL手術は痛い?痛み・まぶしさ・圧迫感は分けて考えよう

ICLは、目の中に小さなレンズを入れて近視や乱視を矯正する手術です。基本となるのは目薬による局所麻酔で、必要に応じて目の内側に使う麻酔や、緊張を和らげる方法を組み合わせます。

「痛かった」という感想にも、目薬がしみた、目を押される感じがした、光がまぶしかったなど、異なる体験が含まれます。痛みの強さだけで比較するより、どの場面で何を感じる可能性があるかを知っておくと、相談する内容が具体的になります。

場面 感じることがある症状 覚えておきたいこと
点眼・消毒などの準備 しみる感じ、一時的な刺激 つらい場合は準備の段階から伝える
まぶたを開く器具の装着 まぶたが引かれる感じ、圧迫感 無理に目を閉じたり、急に動いたりしない
レンズを入れる手術中 まぶしさ、触れられる感覚、押される感じ 痛みがあれば、事前に決めた方法で知らせる
帰宅後の初期経過 ゴロゴロ感、しみる感じ、かすみ 強い痛みや悪化する症状は早急に連絡する

麻酔をしても「感覚がすべてなくなる」とは限らない

麻酔は痛みを抑えるためのものです。光のまぶしさや、目の周りに触れられる感覚まで完全になくなるとは限りません。感じ方には個人差があり、左右の目で違って感じることもあります。

痛みが出たときに、「緊張しているだけ」と自己判断する必要はありません。麻酔の効き具合や目の状態は医療者が判断するため、我慢せず伝えることが大切です。

手術時間と院内にいる時間は別に考える

たとえば先進会眼科では、ICLの手術自体を両眼20〜30分程度と案内しています。ただし、来院してからの準備、点眼、手術後の休憩や診察は別に必要です。

「短時間だから仕事の合間に受ける」と考えず、その日は休養できる予定を組みましょう。帰宅時間の目安や翌日の受診時間まで確認しておくと、時間を気にして焦る場面を減らせます。

ICLの麻酔はどう違う?点眼・前房内・笑気・鎮静剤を比較

目の痛みに対する麻酔と、不安や緊張を和らげる薬は、役割が異なります。使用する種類や組み合わせは、院の方針と診察結果によって決まります。

方法 主な役割 相談するときのポイント
点眼麻酔 目の表面の痛みを抑える 点眼が苦手なことや、過去の薬のアレルギーを伝える
前房内麻酔 目の内側に麻酔薬を入れ、手術中の痛みを抑える 点眼と併用するか、追加が必要な場合の対応を聞く
笑気麻酔 ガスを吸い、緊張や不安、痛みを和らげる 使用できる条件、費用、飲食や帰宅時の注意を確認する
鎮静剤の内服など 薬で不安や緊張を和らげる 眠気などの影響、服用中の薬との組み合わせを相談する

 

笑気麻酔は「眠っている間に終わる全身麻酔」とは違う

ICLでは通常、意識がある状態で手術を受けます。笑気麻酔を併用しても、完全に眠り、何も覚えていない状態になるとは限りません。ぼんやりする感覚には個人差があります。

意識があること自体が怖い場合は、「寝ていないと難しいかもしれない」と率直に伝えて構いません。自分の不安に対して、どのような方法が可能かを診察で相談してください。

麻酔の種類が多いほど、必ず自分に合うわけではない

麻酔や鎮静の方法には、それぞれ注意点があります。薬のアレルギー、治療中の病気、服用薬などによっては使えないものもあるため、希望だけで決めることはできません。

過去に麻酔で気分が悪くなった経験や、歯科治療・採血で失神したこと、横になると苦しいことなども事前に伝えましょう。お薬手帳があれば持参しましょう。

自分で薬やお酒を使って緊張を抑えない

手術前に睡眠薬や抗不安薬を追加したり、飲酒したりするのは避けてください。普段の処方薬も、自己判断で中止せず、当日の服用方法を医師に確認します。

 

「怖い」の中身を整理すると、相談すべきことが見えてくる

同じ「手術が怖い」でも、何が不安かによって必要な説明は変わります。次の表から近いものを選び、診察時にそのまま伝えてみましょう。

気になっていること 診察で使える言い方
痛みに耐えられるか心配 「途中で痛くなった場合、どんな対応をしてもらえますか」
手術の様子が見えるのが怖い 「手術中は何が見えますか。光が苦手な場合の対応も知りたいです」
まばたきや体の動きが心配 「動きたくなったときや、くしゃみが出そうなときの合図を教えてください」
何をされるかわからないのが不安 「処置の前に、短く声をかけてもらえますか」
帰宅後、一人になるのが不安 「夜間や休診日に症状が出たとき、どこへ連絡すればよいですか」

 

まぶたは器具で開くため、ずっと自力で見開く必要はない

手術中は、まぶたを開いておく器具を使います。そのため、自力で目を大きく開け続ける必要はありません。ただし、器具があるから自由に顔や体を動かしてよいわけではありません。

咳やくしゃみが出そうなとき、まぶしさがつらいときの知らせ方を、手術前に確認しておきます。急に頭や手を動かすのではなく、医師の指示に沿って伝えましょう。

手術の細部が、動画のようにはっきり見えるとは限らない

手術中は照明がまぶしく、周囲や処置の様子がぼんやり見えることがあります。「器具やレンズが近づくところを全部見続ける」と決めつける必要はありません。

ただし、見え方は人によって異なります。「何も見えない」という保証でもないため、視界の変化が怖い人は、予想される見え方を先に説明してもらいましょう。

痛みへの配慮を相談できる東京のクリニック5院

相談先を選ぶときは、麻酔の名称だけでなく、痛みが出たときの対応、帰宅後の連絡方法、通院のしやすさまで確認しましょう。まずは5院の違いを見てみましょう。

クリニック

痛み・不安への対応 料金の目安(税込)

先進会眼科 東京

点眼・前房内・笑気麻酔を組み合わせる対応 ICL:両眼427,000円〜
度数・乱視で追加料金

アイクリニック

点眼麻酔。希望者は鎮静剤の内服を相談できる スペシャリスト:両眼530,000円〜
エキスパート:両眼730,000円〜

冨田実アイクリニック銀座

点眼麻酔。緊張への対応やレンズの種類から相談 プレミアムICL:両眼602,800円
通常プランの一例

新宿近視クリニック

点眼麻酔と前房内麻酔を併用 ICL:両眼427,000〜537,000円
乱視は片眼+50,000円

ふくおか眼科クリニック

点眼・眼内の麻酔。痛みに応じた追加対応を相談 ホールICL:両眼720,000円
検査料5,500円別途

料金は通常プランの一例で、期間限定・モニター割引は含めていません。レンズの製品、度数、乱視、保証の範囲などの条件は同一ではありません。麻酔や鎮静の追加費用を含め、契約前に個別の見積もりをご確認ください。

先進会眼科 東京|痛みと緊張の両方を相談したい人に

「目の手術が怖くて、まだ受ける決心がつかない」という段階なら、まず相談候補にしたいのが先進会眼科 東京です。 点眼麻酔に加え、前房内麻酔と笑気麻酔による対応を用意しています。

目の痛みだけでなく、「何をされるか考えると緊張する」「まぶしい環境が苦手」といった気持ちも含めて相談できる点も特徴です。実際に使う方法、追加料金の有無、手術中の声かけについて確認しておきましょう。

ICLの基本料金は、同院の度数区分で「−3D未満」の場合、両眼427,000円です。「−3D以上」の区分では片眼76,500円、通常の乱視用レンズでは片眼49,000円が追加されます。両眼とも度数加算があり、通常の乱視用を選ぶ場合の計算例は、427,000円+153,000円+98,000円=678,000円です。強度乱視などは別の追加料金となります。

術後3年間の検診が基本料金に含まれますが、検診の無料期間と再手術の保証は分けて確認してください。患者自身の希望による度数交換や、老眼の進行に伴う調整などは、再手術保証の対象外です。

東京院は西新宿の新宿アイランドタワー35階にあります。相談では麻酔の説明だけでなく、手術翌日の受診と、帰宅後に症状が出た場合の連絡先まで聞いておくと、当日の過ごし方を具体的に考えられます。

アイクリニック|鎮静剤の使用と保証プランを確認したい人に

アイクリニックは、点眼麻酔でICL手術を行うクリニックです。笑気麻酔は行っていませんが、希望者には手術前の鎮静剤の内服を案内しています。

「笑気麻酔がないから不安への対応もない」とは限りません。緊張の程度や服用中の薬を伝え、内服が自分に適しているか、帰宅時に付き添いが必要かを相談しましょう。

乱視なしの両眼料金は、スペシャリストプランが530,000〜630,000円、エキスパートプランが730,000〜780,000円。乱視ありはそれぞれ両眼100,000円が加わります。プランと保証期間によって総額が変わるため、価格だけでなく、保証内容もそろえて比較しましょう。

初回来院時の検査・診察料10,000円は、手術を受ける場合は手術代金に含まれます。手術を見送る場合や適応外の場合は返金されません。東京駅周辺で通院しやすい方は、サピアタワーで受ける診療の内容と当日の来院場所を予約時に確認してください。

冨田実アイクリニック銀座|麻酔とレンズの違いを一緒に相談したい人に

冨田実アイクリニック銀座では、点眼麻酔による眼内コンタクトレンズ治療を行っています。術後は回復ブースで休み、診察で目の状態を確認してから帰宅する流れです。

銀座で相談先を探していて、痛みへの対応に加えてレンズの種類も詳しく聞きたい方の候補です。緊張が強い場合には、笑気麻酔など追加の対応が可能か、対象条件や費用とともに相談しましょう。

通常料金の一例は、プレミアムICLレンズの両眼602,800円です。ほかのレンズやモニタープランもありますが、料金だけを見て、同じ治療内容だと考えないようにしましょう。

「私に使うレンズの製品名は何か」「国内で承認されている範囲はどこまでか」「術後に見え方が合わない場合はどう対応するか」を確認すると、説明を受けるべきポイントが整理できます。

新宿近視クリニック|麻酔の併用と術後の費用をまとめて確認したい人に

新宿近視クリニックは、点眼麻酔と前房内麻酔を併用しています。目の表面と内側の両方に働きかける方法で、手術中の痛みを抑える対応を行っています。

通常の両眼料金は、近視の度数に応じて427,000円または537,000円。乱視用レンズは片眼50,000円が追加されます。軽い近視などの例外条件もあるため、自分の検査結果に基づく見積もりを確認しましょう。

医師が必要と判断したレンズ交換・位置調整・抜去は3年間、術前後の目薬代と術後診察代は1年間の保証が案内されています。麻酔代や保護メガネなども含め、手術前後にかかる費用を確認しやすい相談先です。

新宿駅・新宿西口駅周辺から通う方は、翌日の受診にも使う移動経路を考えておきましょう。夜間に症状が出た場合の連絡方法は、保証の期間とは別に聞いておく必要があります。

ふくおか眼科クリニック|中野で院長の執刀を希望する人に

ふくおか眼科クリニックは、東京・中野にある眼科です。ICLエキスパートインストラクターの院長がICL手術を担当し、点眼と眼内の麻酔、痛みに応じた追加対応を案内しています。

「痛みに弱いことを、執刀する先生に直接伝えたい」という方は、診察で不安を共有するタイミングを確認してみましょう。資格の名称だけで判断せず、自分の質問にどのような説明があるかを見ることが大切です。

ホールICLは、近視のみ・近視と乱視のいずれも両眼720,000円で、適応検査・術前検査は5,500円です。軽い近視や強度乱視など、海外特別発注のレンズが必要な場合には追加料金がかかります。

中野で術後も通いやすい方の候補になります。検診費用に含まれる期間と、レンズ交換などの対応条件は、見積もりとあわせて確認してください。

ICL手術当日の流れ|「次に何をするか」がわかると準備しやすい

院によって順番や所要時間は異なりますが、一般的には次のように進みます。初回の適応検査と手術が同じ日に終わるとは考えず、術前検査やレンズの準備を含めた日程を確認しておきましょう。

1.来院して体調と目の状態を確認する

受付後、体調や術前の点眼状況などを確認します。発熱、目の充血、咳、前日からの体調不良がある場合は、隠さず伝えてください。手術当日でも、診察結果によって延期となることがあります。

コンタクトレンズの装用中止期間は、レンズの種類や検査日程によって変わります。飲食、普段の薬、メイクの扱いも含め、予約した院からの指示を優先してください。自己判断で絶食したり、薬をやめたりする必要はありません。

2.点眼・消毒・麻酔などの準備をする

瞳孔を開く点眼や麻酔、目の周囲の消毒などを行います。目薬がしみる場合や、処置中に気分が悪くなった場合も、遠慮せずスタッフに伝えましょう。

この段階で「痛いときの合図」「顔や目を動かしたくなったときの伝え方」を確認しておきます。説明をこまめに受けたいか、必要な声かけだけにしてほしいかを伝えるのも一案です。

3.レンズを入れ、位置を調整する

まぶたを器具で開き、角膜の小さな切開部分からレンズを入れます。レンズを虹彩と水晶体の間に配置し、乱視がある場合は向きも調整します。

手術中は医師の指示を聞き、急に動かないようにします。つらいと感じたら、事前に確認した合図や短い言葉で伝えてください。「少し痛いです」「気分が悪いです」と伝え、限界まで我慢しないようにしましょう。

4.院内で休み、診察を受ける

手術が終わっても、そのまますぐに帰るわけではありません。休憩したうえで、眼圧や目の状態などを確認し、医師が帰宅できるか判断します。

その時点で痛みや吐き気、見え方の異変があれば必ず伝えましょう。帰宅前に、点眼の方法、保護メガネなどの使い方、翌日の受診予定、緊急の連絡先を確認します。

5.車を運転せずに帰宅し、休養する

手術当日は、自分で車やバイクを運転しないようにします。自転車も避け、家族の送迎やタクシー、付き添いでの公共交通機関の利用を考えておきましょう。

視界がかすんだり、光をまぶしく感じたりすることがあります。特に人の多い駅を通る場合は、荷物を減らし、乗り換えを少なくするなど、帰りの負担を抑える準備が役立ちます。

術後の痛みは我慢しない|連絡すべき症状とリスク

手術後に軽い異物感やしみる感じが出ることはあります。ただし、「手術後だから痛くて当然」「痛み止めで様子を見ればよい」と決めつけないでください。 症状の強さだけでなく、悪化していないかも重要です。

症状・変化 対応の目安
軽いゴロゴロ感やしみる感じがあり、悪化していない 処方された点眼と生活上の指示を守る。続く場合や不安がある場合は院へ相談する
強い痛み、時間とともに増す痛み、落ち着いていたのに再び痛む 次の検診を待たず、手術を受けた医療機関へ連絡する
急に見えにくくなった、充血が増えた、強いまぶしさが出た 痛みが軽くても、速やかに連絡して受診の指示を受ける
目の痛みとともに強い頭痛や吐き気がある 眼圧上昇などの確認が必要になる場合があるため、直ちに連絡・受診する

 

夜間・休診日でも、強い症状は翌日まで待たない

まず、院から案内された緊急連絡先へ連絡してください。つながらない場合は、眼科に対応できる救急医療機関へ相談します。見えにくさや痛みがある状態で、自分で運転して受診しないでください。

痛みが少ないことと、合併症がないことは別

ICLには、眼内炎などの感染症、眼圧上昇、角膜内皮細胞の減少、白内障、レンズの位置ずれなどのリスクがあります。重い合併症では視力に影響し、追加の処置や手術が必要になる場合もあります。

また、光の周りに輪が見えるハローや、光がぎらつくグレアが生じることもあります。こうした見え方の問題は、痛みの有無とは別に評価する必要があります。

角膜を削らないことや、レンズを取り出せることはICLの特徴ですが、取り出せば必ず手術前とまったく同じ状態に戻るわけではありません。麻酔の説明とともに、見え方や合併症の説明にも納得したうえで判断しましょう。

症状がなくても、翌日の検診と長期の通院を続ける

眼圧やレンズの位置などは、自覚症状だけでは判断できません。痛くない、よく見えるという理由で、翌日の検診やその後の定期検診を省略しないことが大切です。

先進会眼科では、手術翌日、1週間、1か月、6か月の検診に加え、その後も年1〜2回の受診を推奨しています。必要な検診の回数と、料金に含まれる受診範囲は別に確認しておきましょう。

術後の生活はどう戻す?仕事・スマホ・入浴・運転の考え方

日帰り手術でも、翌日から普段どおりに過ごせるとは限りません。仕事の内容や目の状態によって、再開時期を調整する必要があります。

次の表は、先進会眼科で案内されている生活再開の目安です。すべての院に共通する日程ではなく、実際には担当医から受けた個別の指示が優先されます。

生活場面 再開の目安・注意点
デスクワーク 術後2日目からが目安。長時間の連続作業は避け、見え方や疲れに合わせて調整する
肩から下のシャワー 当日から可能とされるが、目に水が入らないようにする
洗顔・洗髪 術後4日目からが目安。再開後も目をこすらない
アイメイク・ベースメイク 術後1週間以降が目安。目元への刺激を避ける
運転 翌日の検診で医師と相談。自分の感覚だけで再開を決めない

 

スマホは「使えるか」より「無理なく使える時間」を考える

手術当日は、スマホを長く見続けず休養を優先しましょう。翌日以降も、医師から使用を認められたら短時間から始め、まぶしさ、乾燥感、疲れが出たら休みます。

連絡のための短い操作と、動画視聴や仕事で数時間見続けることは別です。仕事復帰を考えるときは、出勤できる日だけでなく、連続作業を減らせるかも調整しておきましょう。

点眼・保護・目をこすらないことを優先する

点眼薬は、処方された回数と期間を守ります。症状が落ち着いても自己判断でやめたり、市販の点眼薬に置き換えたりしないでください。追加で使いたい薬がある場合も、先に相談します。

保護メガネなどは院の指示どおりに使い、洗顔や就寝中に目をこすらないよう注意します。運動、水泳、目に衝撃が加わるスポーツは、種目を伝えて再開時期を確認しましょう。

当日を迎える前に用意したい「不安の共有メモ」

診察室に入ると、聞きたかったことを忘れてしまうことがあります。長い質問リストを作るより、まずは次の4項目だけ埋めてみてください。

項目 記入例
一番怖いこと 「切る痛みよりも、目を動かしてしまうことが怖い」
過去に困った経験 「歯科の麻酔で気分が悪くなった」「横になっていると腰がつらい」
希望する説明の仕方 「次の処置に入る前に一言ほしい」「詳しい描写は控えめにしてほしい」
帰宅後の心配 「一人暮らしで付き添いがいない」「翌日に子どもの送迎がある」

記入例は、相談内容を整理するための仮のケースです。自分の事情に合わせて書き換え、スマホのメモなどですぐ見せられるようにしておくと便利です。

帰宅後の電話は「いつ・どちらの目・どう変わったか」を伝える

症状が出たときは、痛みの強さをうまく表現できなくても構いません。「今日の午後に両眼のICL手術を受けました。右目が先ほどから痛くなり、帰宅直後より見えにくいです」のように伝えます。

手術日時、右目・左目、症状が始まった時刻、変化、使った点眼薬がわかると、医療機関が状況を把握しやすくなります。ただし、強い症状があるときに、メモを完成させるため連絡を遅らせないでください。

説明を聞いても不安が残るなら、手術日を急いで決めない

ICLは、眼鏡やコンタクトレンズへの依存を減らすための選択肢の一つです。手術を受けない選択も含めて考えられます。

「途中で痛くなったときの対応」「帰宅後の連絡先」「自分の費用総額」がわからないままなら、追加の説明を受けてから判断しましょう。相談と契約を分けて考え、レンズ発注後の変更・キャンセル条件も事前に確認しましょう。

ICL手術の痛み・怖さについてよくある質問

目薬をさすのも苦手ですが、相談してもよいですか?

相談して問題ありません。目を触られるのが苦手、点眼すると顔を動かしてしまうなど、具体的に伝えてください。検査や術後の点眼も必要になるため、どのようなサポートが可能かを含めて相談しましょう。

レーシックよりICLのほうが痛いのでしょうか?

術式の名前だけで、必ずどちらが痛いとは決められません。手術の仕組みも術後の経過も異なり、感じ方にも個人差があります。痛みへの対応に加え、適応、見え方、リスクをそろえて比較することが大切です。

麻酔を追加すると料金も高くなりますか?

院や方法によって異なります。通常の手術料金に含まれるものと、別料金になる鎮静などを分けて確認してください。「痛みに応じて追加した場合も費用は同じか」まで質問すると、当日の心配を減らせます。

レンズを取り出すことになった場合も、麻酔を使いますか?

レンズの抜去や交換も手術として行うため、麻酔を使います。ただし、方法や手術の負担は目の状態、抜去する理由などで変わります。取り出しにもリスクがあり、費用が保証対象になるかどうかは別の確認が必要です。

怖くなって手術を延期したい場合はどうすればよいですか?

無理に受けようとせず、早めに院へ連絡しましょう。当日まで黙って我慢するより、何が不安かを伝えるほうが対応を相談しやすくなります。延期の可否やキャンセル料は、契約とレンズの手配状況によって異なります。

まとめ|痛みの対策と「つらいときの対応」まで聞いて選ぼう

ICL手術は麻酔で痛みを抑えながら行いますが、まぶしさや圧迫感を含め、感じ方には個人差があります。痛みがないことを約束する言葉より、痛くなったときにどう対応するか、帰宅後はどこへ相談するかがわかる説明を重視しましょう。

先進会眼科 東京は、点眼・前房内・笑気麻酔の対応と、術後の通院まで含めて相談したい方の候補です。目の状態に合う方法、追加費用、アフターケアの範囲を聞いたうえで、自分が納得できるかを判断してください。

最初の一歩は、手術日を決めることではなく、「私は何が怖いのか」を共有する相談です。説明を聞いても迷う場合は、持ち帰って検討して構いません。

ICLは自由診療で、公的医療保険の適用外です。適応・麻酔・術後の制限は医師が個別に判断します。料金や対応内容は変更される場合があります。

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